2021年2月8日放送

介護予防事業「通いの場」登録証 交付

住民主体による介護予防事業「遠野市通いの場」登録証の交付が、きょう(8日・月曜日)市内2地区で行われました。「遠野市通いの場」は、遠野市が進める介護予防事業の一環として65歳以上の高齢者が身近な場所である地区センターや集会場などに週1回程度集まり、住民が主体的に介護予防活動に取り組む場です。そうした中、遠野市では昨年度から綾織町の砂子沢地区宮守町の岩根橋地区で、介護予防の運動プログラムとして「いきいき百歳体操」を活用した「通いの場」を試行的に実施してきました。「いきいき百歳体操」は、「おもり」を使った筋力運動の体操で、週に1・2回行うことで筋力を強化することができ、体を動かしやすくなる効果などがあるということです。きょう(8日)は、「通いの場」に本格的に取り組む、綾織町の砂子沢地区に、登録証が交付されました。本田市長から登録証を受け取った砂子沢地区世話人の宮守典子さんは、「老化防止や生活機能の維持・向上に繋がるよう、これからもしっかりと続けて行きます」と決意を述べていました。また、宮守町の岩根橋地区にも登録証が交付され、岩根橋地区の世話人である板倉善美さんが、「去年から試行的に始めて1年となる中、地域の皆さんが元気な姿で通ってもらい、地区としてやりがいを感じています。今後も健康と交流の場として取り組んでいきたい」と意気込みを語っていました。それぞれの地区で登録証を交付した本田市長は、「この取り組みを通して心も体も元気になったという声を聞いています。地域住民が主体となる見本としてこれからも健康を意識して活動してください」と激励していました。なお、遠野市によりますと、来月、新たに綾織町の舘川原地区と小友町の長野地区に「通いの場」認定証を交付するということです。

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