2021年2月3日放送

遠野高校生「こども本の森 遠野」に本を贈る

遠野高校の生徒が「こども本の森遠野」に役立ててほしいと、きのう本を贈りました。きのうは、遠野高校の「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」で持続可能な開発目標SDGsについて学ぶゼミの生徒など6人が市立図書館を訪れ、絵本や図鑑など167冊を市に贈りました。SDGsについて学ぶゼミでは、「暮らし」「環境」「経済」の3つのチームに分かれて地域創生のための課題に取り組んでおり、このうち「暮らし」チームが育児の観点から協力できるのではと考え、本を贈ることになったということです。本は、冬休み明けに生徒や教職員に呼びかけ、1週間ほどかけて集めたということです。受け取った本田市長は、「次の時代を見据えた人材育成に、しっかりと向き合ってくれたことに感謝します」と高校生の取り組みに笑顔を見せていました。市によりますとこれまでに1万6000冊の本が寄贈されたということです。なお、「こども本の森遠野」はことし5月に建物が完成、7月にオープンが予定されています。

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