2021年1月18日放送

年越祭・どんと祭

小正月にあたる先週金曜日、年越祭とどんと祭が松崎町の遠野郷八幡宮で行われました。遠野郷八幡宮では、年に一度、小正月の1月15日に、本殿の奥に安置されているゴンゲンサマをあそばせます。初めに、拝殿で年越祭が行われ、神事のあと、八幡神楽がゴンゲン舞を奉納しました。また、参列者は、この1年の災難や疫病といった厄をはらえるよう、ゴンゲンサマに頭を噛んでもらっていました。続いて、馬場でしめ飾りや古いお札などを燃やして出迎えた神様を送り出すどんと祭が行われました。例年だと、この火で餅を焼いて食べる人の姿が見られましたが、ことしは、新型コロナウイルス感染症予防のため、竹串の貸し出しはされず、一つずつ袋に入れられた餅が配られました。集まった人たちは、高く燃え上がる炎に餅をかざしたり手を合わせたりしながら、ことし1年の健康や安全を願っていました。

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