2021年1月13日放送

冬休み!ドキドキ勾玉作り体験教室

市内の子どもたちが、おととい(11日・月曜日)、一生懸命石を削り、思い思いの勾玉を作りました。勾玉とは、装飾品や祭祀の道具として縄文時代から作られていて、遠野では、奈良時代の遺跡である、松崎町の高瀬T遺跡から発見されているということです。この教室は、体験を通して、展示では伝わらない、土器や勾玉が作られていた時代を生きた当時の人々の気持ちを伝えたいと、市文化課が毎年、冬休みに開いています。おとといは、検温や換気などの新型コロナウイルス感染症予防対策がとられる中、市内に住む親子9人が参加しました。この日は、滑石という柔らかい石を使い、砥石で磨いて形をつくったあと、やすりで整え、思い思いの形の勾玉を作っていました。最後は、水用の紙やすりでピカピカに磨き上げ、紐を通して完成です。1時間以上かけて石を削り続けた子どもたちは、大変な苦労をしながら勾玉を作っていた当時の人たちに想いを馳せていました。

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