2021年1月11日放送

令和3年遠野市消防出初式

令和3年遠野市消防出初式がきのう(10日・日曜日)市民センターを主会場に開催されました。ことしの消防出初式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、市民センターを主会場とし市内各地区センターなどに消防団員が集まって参加する分散開催となりました。遠野テレビで生中継された出初式では、各会場に集まった消防団員や婦人消防協力隊などおよそ660人が見守る中、初めに消防団行事が行われました。遠野市消防団の松田克之団長が「災害は、いつどこで、どのような形で発生するかはわかりません。そのため常に情報を得て諸先輩方の体験談を聞き、市民の安心・安全のためことし一年、頑張っていただきたい」と年頭の訓示を述べました。この後、式典に入り、統監を務める本田市長が「消防活動に対する期待はますます高まっています。そして、果たす役割も増大しています。防災意識の普及啓発のため、なお、一層のご尽力をお願いします」と式辞を述べました。続いて、遠野市消防表彰、岩手県消防協会遠野釜石地区支部長表彰、遠野市消防団長表彰がそれぞれ行われました。この内、遠野市消防団長表彰の感謝状贈呈では、退職した消防団員8人に松田団長から感謝状と記念品が贈られました。また、きのうの出初式では、市内各地区センターなどに集合した分団ごとに式典の様子を視聴した後、消防車両によるパレードを実施し、防火と防災を呼びかけたということです。

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