2021年1月8日放送

松崎町小正月伝承行事

五穀豊穣や無病息災を願う小正月行事が、きょう(8日・金曜日)松崎町の総合福祉センターで行われました。この行事は、古くから行われてきた小正月行事を、松崎町の伝承行事として後世に残そうと遠野市社会福祉協議会松崎支部と松崎町老人クラブ連合会が毎年開催しています。ことしは、新型コロナウイルスの影響で園児や児童を招いた世代間交流は中止となりましたが、およそ30人が集まり朝の8時半から準備を進めていました。みずき団子は五穀豊穣を願う意味として米・アワ・ヒエなどに例えた4色の団子が用意され、総合福祉センターホワイエに用意されたみずきの枝に飾り付けが行われました。集まった人たちの手で1つ1つ丁寧に飾り付けが終わると、神事が執り行われ五穀豊穣と無病息災が願われていました。続いて、田んぼに見立てた雪に稲の代わりに松の葉を植えることで豊作を願うお田植えと、農作物を鳥から守る烏よばりが行われました。参加した人たちは、「こっちゃこお」「団子けっからこお」と呼びかけながら小豆餅を勢いよく投げていました。なお、総合福祉センターのみずき団子は来週、木曜日(14日)まで飾られるということです。

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