2020年12月28日放送

市長記者懇談会

12月の市長記者懇談会が先週金曜日とぴあ庁舎で開かれ、来年の遠野市成人式の開催方法などについて発表がありました。本田市長は、来年1月10日の遠野市成人式「はたちのつどい」をオンライン配信で開催すると発表しました。当初、本人出席に限定し、市民センター大ホールで開催する予定でしたが、全国的な新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮し、オンライン配信での開催に変更したということです。当日は、web会議システムを活用し、「二十歳の抱負」や実行委員企画など式典の模様を配信するということです。なお、市内に居住している新成人については、感染症拡大防止対策を徹底した上で入場することができるということです。本田市長は、「新成人の思いを受け止めたかったが、市内外・県外の人が一堂に集うというのは、慎重にならなければならない」と述べていました。このほか、先週金曜日に開かれた遠野市議会臨時会で可決した今年度の一般会計補正予算について、歳入歳出にそれぞれ33億7528万5000円を追加し、予算総額は252億5557万3000円となったということです。主な内訳として、通信・放送環境の強じんか化、充実を図るためのケーブルテレビFTTH化整備事業費に33億4298万5000円。ひとり親世帯への臨時特別給付金給付事業費に420万円。新型コロナウイルス感染症経済対策事業費として2450万円。新型コロナウイルス感染症予防対策事業費として、360万円となっています。また、本田市長は、新型コロナウイルスへの対応として「年末年始の帰省や初詣などは密にならないよう心がけ、基本的な感染防止対策の徹底を」と呼びかけていました。このほか、小友町外山地区の太陽光発電事業者への指導書の手交などについても発表がありました。小友町外山地区の太陽光発電事業の影響による濁水被害を受け、市では、事業者に改善を促すためことし10月に監視委員会を設置し、問題の早期解決に向けて取り組みを進めています。監視委員会からの助言通知書が今月18日に市長に提出されたことから、先週水曜日、太陽光発電事業者に対し指導書を手交し、問題の早期解決を求めたということです。指導書には、濁水発生防止に向けた対策と継続的な調査の実施についての内容が記載されているということです。なお、市では、措置の実施状況の確認のほか、今後も継続的な監視を行っていくとしています。ことしの遠野の10大ニュースについても発表がありました。1位に、「遠野高校サッカー部が2年ぶり29回目の県優勝・全国大会出場決定」となっています。ほかに、来年2月に公演予定の市民の舞台遠野物語ファンタジーの取り組みなどについても発表がありました。今年度で46回目となる遠野物語ファンタジー「遠野猫譚」は、来年2月20日と21日の2日間、3回の公演を予定しています。今回は、新型コロナウイルスの影響により、観客の収容人数が半分の見込みとなることから入場券の販売はせずに、入場整理券を配布するということです。なお、2回目の公演については、遠野テレビで生放送する予定となっています。このほか、今年度の「遠野市教育研究所教育研究発表会」が来年1月13日に市民センターとあえりあ遠野で、来年2月6日に、市内小中学校の児童生徒が調査・研究した環境問題などについて発表する「遠野市小中学校環境・科学研究発表会」がそれぞれ開かれるということです。このほか、今後の主要行事・お知らせなどについても発表されました

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