2020年12月15日放送

いわてユネスコ賞 伝達

綾織小学校が、今年度の「いわてユネスコ賞」文化賞を受賞し、きょう(15日・火曜日)賞状が伝達されました。いわてユネスコ賞は、児童・生徒や指導者の他の模範になると認められる活動を表彰することで、県内のユネスコ運動の普及・奨励に繋げようと、毎年度実施されています。今年度は、県内の12団体・個人がいわてユネスコ賞を受賞、市内からは唯一、綾織小学校が受賞しました。綾織小学校は、遠野物語に親しみ、ふるさとの大切な宝である昔話を伝承していこうと、平成21年4月から子ども語り部活動に取り組んできました。3年生から、遠野の方言で綾織町や遠野物語にちなんだ昔話を覚え、学習発表会や遠野昔ばなし祭りなどで発表しています。また、遠野文化研究センターが行う「語り部1000人プロジェクト」で「子ども語り部」の認定も受けていて、昨年度までに119人の児童が認定を受けているということです。これらの取り組みが評価され、いわてユネスコ賞の文化賞を受賞し、遠野ユネスコ協会の新里佳子会長から賞状と盾が伝達されました。続いて、代表児童2人があいさつしました。なお、今年度までに遠野市内では、旧宮守村を含めてこれまでに16校が、いわてユネスコ賞を受賞しているということです。

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