2020年12月11日放送

12月市議会定例会最終日

12月の市議会定例会は、きょう(11日・金曜日)最終日の本会議が開かれました。きょう・11日は、東日本大震災の月命日にあたるため、開会の前に黙祷が捧げられました。本会議では、初めに、予算等審査特別委員会に付託されていた、議案第78号から96号までの19件について委員長の報告がありました。そのあと、議案第93号「令和2年度遠野市一般会計補正予算(第6号)」に対する修正動議が議長に提出され、提出者から提案理由が説明されたあと、質疑・討論が行われました。そして、議案第90号と議案第93号について分離採決が行われ、どちらも原案の通り可決し、補正予算案に対する修正動議は否決されました。これにより、今年度の一般会計補正予算は、歳入歳出にそれぞれ3億484万7000円を追加し、予算総額は、218億8028万8000円となりました。主な内容は、こども本の森構想の推進に係る事業費に7453万円。新規事業として、観光推進に向けたまちなか環境整備に係る事業費に2826万1000円。遠野高校の全国高等学校サッカー選手権大会出場に伴う補助金に500万円となっています。続いて、議案第90号と第93号を除く17件について一括で採決され、賛成全員で、原案の通り決定しました。これにより、公の施設の指定管理者の指定については、綾織地区センター・小友地区センター・附馬牛地区センター・青笹地区センター・上郷地区センター・達曽部地区センターについて、それぞれ指定管理者が指定されました。指定の期間は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までとなっています。このほか「安心・安全で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願については採択。「新型コロナウイルス等感染症対策調査特別委員会の設置について」などの発議案2件については提案の通り決定され、12月市議会定例会は閉会となりました。

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