2020年12月10日放送

高校生が市内の企業を見学

先週から市内の高校生を対象にした企業見学会が開かれている中、きのうは、緑峰高校の生徒たちが市内の企業を見学しました。この企業見学会は、高校生に地元企業への理解を深めてもらい、進路選択に役立ててもらおうと市内の高校1年生を対象に遠野市や遠野商工会などが実施しました。きのうは、緑峰高校の1年生が4つのグループに分かれて、市内の企業を見学しました。このうち、土木工事や建築工事などを行っている上郷町の建設会社「栄組」では、佐々木栄洋代表取締役から実際に携わった工事のほか、建設業について発信するための取り組みなどについて説明を受けました。説明を受けた後に、仕事のやりがいや苦労したことなどについて質問すると、今年度、入社した社員や10年以上建設業に携わっているという社員などがそれぞれ丁寧に答えていました。そして、最後に農薬散布ドローンを実際に飛ばして水を散布すると、生徒たちは、あまり間近で見ることのないドローンに興味深そうに見入っていました。生徒たちは、実際に働く人の声を聞き、職場の雰囲気を感じたことで、地元企業への関心を高めていた様子でした。

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