2020年12月9日放送

遠野から海外へ向けて初出荷

市内の企業の製品が、きのう(8日・火曜日)海外へ向けて初出荷されました。先月、本社を松崎町に移転したビッグフィールドは、青笹町に工場を置く大野ゴム工業のパートナー企業で製品の販売や輸出を手掛けています。本社移転後は、岩手県を含む東北5県と北海道へ向けて製品を出荷していましたが、海外への初出荷に向けて、きのう(8日・火曜日)、海上コンテナがトラックで運ばれてきました。遠野に出荷の拠点ができたことにより、メイドイン遠野の製品がワンストップで出荷され、さらに、釜石自動車道と釜石港を利用することにより、コストや時間の削減が見込めるということです。なお、遠野で造られた工業用品を、釜石港を利用し、専用コンテナで輸出するのは、遠野市内では初めてということです。従業員たちは、手分けをしながら、製品の入った段ボールを運び入れていました。そして、積み込みが終わると、トラックが釜石港へ向けて出発しました。きのう出荷された自動車用ゴム製品は、釜石港からあさって(11日・木曜日)マレーシアへ向けて出港、今月20日前後に到着するということです。

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