2020年12月7日放送

12月遠野市議会定例会 一般質問 始まる

先週金曜日に開会した12月遠野市議会定例会、きょうとあすの2日間は一般質問となります。きょう(7日・月曜日)は、4人の議員が質問に立ちました。きょうは、小林立栄議員、菊池美也議員、佐々木大三郎議員、小松正真議員の4人が男女共同参画社会の実現に向けてや小中学生の学力・学習状況の調査手法などについて質問しました。この中で、遠野駅前のまちおこしセンター・1階の活用について本田市長は、JRのグループ会社による飲食・物販などの1つの拠点にするという提案が2年前の6月にあり協議を重ねてきたものの、その協議に時間を要したことや新型コロナウイルスの影響により先月22日、JRグループ会社から計画を白紙に戻したいと正式な申し入れがあったことを明らかにしました。その上で建物の立地が鉄道やバスなど公共交通機関の集中ポイントで観光客・市民が立ち寄りやすい環境にあることから「中心市街地活性化基本計画との整合性をしっかり図りながらできるだけ早く結論を出さなければならない」と考えを示しました。ほかに、来年度・令和3年度から始まる第四次遠野市健全財政5カ年計画で遠野市の財政が健全になるためにどのような取り組みを行うのか重要と考えることについて質問がありました。本田市長は「受益者負担を原則としながら市税の収納率の改善を図り市税等の確保を継続していかなくてはならない」とした上で「市民からの意見を十分に勘案しながら財政負担の軽減に資するための事業系不燃ごみ・家庭系ごみなどの有料化についても導入の検討といったものを加速させなければならない」と考えを示していました。12月市議会定例会、あすも午前10時から一般質問が始まり、3人の議員が質問する予定です。なお、一般質問の様子は、午前10時から遠野テレビ10chでお送りすることになっています。

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