2020年12月4日放送

特殊詐欺被害防止を呼びかける年賀はがきを贈呈

特殊詐欺被害防止を呼びかける年賀はがきの贈呈が、おととい(2日・水曜日)とぴあ庁舎で行われました。遠野郵便局・遠野警察署・遠野市防犯協会連合会では、深刻な社会問題となっている特殊詐欺を防止する啓発活動の一環として、注意を呼びかける年賀はがきを毎年、市内全世帯に配布しています。おととい(2日)は、協賛企業・団体を代表して汀建設の汀工代表取締役から、遠野市防犯協会連合会の会長を務める本田市長と、遠野警察署の亀山久雄署長に年賀はがきが贈られました。「特殊詐欺被害防止ダイレクトメール大作戦」と題し、市内54の企業・団体から協賛を得て作成されたこの年賀はがきは、特殊詐欺の注意喚起や遠野警察署の電話番号が記載されています。はがきを受け取った本田市長は、今週、火曜日(1日)市内で発生した特殊詐欺の疑いのある不審電話にも触れ、「協賛いただいた皆様の思いを郵便局・警察と連携し市内で特殊詐欺による被害者を1人も出さない出してはならないという強い気持ちで活用させていただきます」とあいさつしました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってからきのう(3日)まで市内の特殊詐欺被害は発生していないということでしたが、県内では、46件の特殊詐欺被害が発生しているということです。また、特殊詐欺の傾向として、キャッシュカードの騙し取り・すり替えやSNSを通じたやりとりから被害者の善意につけ込み送金させる詐欺が増加しているということです。なお、この年賀はがきは、来年の元日に市内全世帯に配布されるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.