2020年11月30日放送

ふるさと納税返礼品大学生が提案・報告会

岩手大学の学生が、きょう(30日・月曜日)、自分たちが考えた遠野市のふるさと納税返礼品について遠野市に提案しました。きょう、伝承園を訪れたのは、岩手大学教育学部の菊地洋准教授と、法学研究室の4年生3人です。学生たちは「地域課題解決プログラム」の一環として、遠野市のふるさと納税返礼品を考案しようと、ことし8月には、市内の観光施設で現地調査を行うなどの活動をしてきました。きょうは、考案した遠野市ふるさと納税の返礼品について、飛内副市長や市の職員を前に発表しました。遠野ならではの歴史あるものと組み合わせることで「ストーリーを持たせた返礼品」を提供するという学生ならではの視点からの提案に、飛内副市長などは、感心しながら聞いていました。学生たちからさまざまな提案を受け、遠野市では、返礼品として「遠野物語2冊セット」や「究極の薬味『暮坪かぶ』で食べる遠野そば」など11点を登録すると報告がありました。学生たちの発表を聞いた市産業部の阿部順郎プロジェクト担当部長は「コストをかけずに、ストーリー性を出していくことに共感しました。物を売るのではなく、事を売るのが全面に出ていて、目のつけどころが非常に参考になりました」と講評していました。そして、飛内副市長は「これをきっかけにふるさと納税を伸ばしていきたい」とあいさつし、学生たちに感謝していました。

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