2020年11月26日放送

新型コロナウイルス対策セミナー

遠野市内の事業者を対象にした、新型コロナウイルス対策セミナーがきのう(25日・水曜日)あえりあ遠野で開催されました。この対策セミナーは、新型コロナウイルスの感染が県内でも広がる中、正しい知識と事業を進める上での感染予防対策を知ってもらおうと、遠野市観光推進協議会が開きました。きのう(25日)は、入り口での検温・手指消毒・座席の間隔を空けるなどの対策が取られる中、午前の部と午後の部に分かれ市内の事業者およそ50人が参加しました。きのう(25日)のセミナーは、岩手県生活衛生営業指導センターの赤沼柳子さんが講師を務め、新型コロナウイルスの特徴や予防対策について説明していました。赤沼さんは、感染が拡大している今だから落ち着いた行動を取ることが大切とし、感染リスクが高まる飲酒を伴う懇親会など「5つの場面」を紹介していました。そして、感染予防対策として手で触れた共有部分の消毒・入り口と窓を開ける部屋全体の換気などのほか、店の入り口に新型コロナウイルス感染拡大防止が見た目で伝わるポスターや看板の設置が、お客、そして従業員の意識も高まるのではと説明していました。そのほかにも、手袋の表面に触れない正しい使い捨て手袋の外し方や、拭き取り掃除の方法なども説明していました。赤沼さんは、新型コロナウイルスを持ち込まない・持ち出さない・広げないとして、改めてマスクの正しい着用や手洗い・手指消毒の重要性を伝え、お客が感染してくるという不安よりも自らが感染しているかもと思って行動することが感染予防に繋がると伝えていました。セミナーに参加した人たちは、事業者として今後、新型コロナウイルス感染拡大防止をどのように行っていったらよいか理解を深めていた様子でした。

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