2020年11月23日放送

明日の遠野の環境を考えるフォーラム2020

明日の遠野の環境を考えるフォーラム2020が、おととい(21日・土曜日)あえりあ遠野で開催されました。このフォーラムは、遠野の豊かな環境を保全するために、市民の環境に対する理解を深め、意識を高めてもらおうと、環境フロンティア遠野が開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響により、ことしのフォーラムは出席者を表彰者と関係者のみとして規模を縮小し、検温や体調チェック、消毒などの予防対策が徹底される中開催されました。はじめに、環境フロンティア遠野の似田貝順一会長が「今後とも、遠野市の貴重な財産である自然環境を未来の子どもたちに残していくため、市民一丸となって守っていく活動をしていきたい」とあいさつしました。続いて、各種表彰が行われました。このうち「市内小中学校環境に関する標語等コンクール」の表彰では、今年度、標語の部に177点、ポスターの部に17点の応募があり、その中から、各部門で最優秀賞に選ばれた4人に賞状が贈られました。また「環境フロンティア遠野写真コンテスト」では、82点の応募があった中から最優秀賞に選ばれた小友町の菊池英機さんが表彰を受けました。また、市内で環境保全活動などを行い、その推進に顕著な功績のあった個人・団体に遠野市から贈られる「遠野市環境保全活動等表彰」では、1団体・2個人が表彰を受けました。このほか、遠野北小学校4年の千葉風佳さんと、遠野西中学校1年の佐々木柾治さんが、研究成果を発表しました。続いて、障害者支援施設石上の園の園長・松田賢雄さんが、使い終わった植物性天ぷら油などから軽油に代わる燃料を精製する取り組みについて発表しました。最後は、環境フロンティア遠野環境宣言を行い、遠野の豊かな自然を後世に残すための活動への意欲をさらに高めていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.