2020年11月20日放送

消防ポンプ自動車配置式

今年度の消防ポンプ自動車配置式がおととい(18日・水曜日)総合防災センターで行われました。遠野市消防団に配置されている消防ポンプ自動車などの車両・小型動力ポンプは、機能性、駆動性、操作性を向上することで、火災や地震、風水害などの災害対応に役立てられています。遠野市では、遠野市総合計画に登載し、車両の更新整備を進めていて、今年度は、30年近く使われていた小友町の第3分団第2部の消防ポンプ自動車が更新されました。おとといの配置式では、本田市長から遠野市消防団の松田克之団長に配置書とレプリカの鍵が手渡されました。続いて、本田市長が「日頃から消防団員の皆様には市民の安心安全という崇高な使命のもとに、大変な活躍をいただいております」と感謝の言葉を述べた後「消防自動車を、市民の皆様の安心安全のために活用いただけますようお願いします」とあいさつしました。配置式のあとには、車両の取り扱いについて説明があり、団員たちは、新しく配置された消防ポンプ自動車を地域の人たちの安心安全のために役立てようと、真剣な様子で聞いていました。新しい消防ポンプ自動車は、真空ポンプが2つ付いていることから水を吸い上げる能力があがり、より早く水を出すことができるということです。また、液晶パネルにより、デジタル化された数値で放水の圧力が分かりやすく表示されるほか、反対側の吸水口の様子なども確認できるということです。なお、遠野市消防団車両の配置状況は、消防団本部指揮車1台、消防ポンプ自動車15台、小型動力ポンプ積載車42台、小型動力ポンプ軽積載車10台、あわせて68台となっています。

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