2020年11月19日放送

あすチャレ!School

子どもにとって貴重な学びと気づきの機会を提供するパラスポーツ体験型授業「あすチャレ!School」が、今週、市内の小学校で開催されました。あすチャレ!Schoolは、誰もが夢と希望を持って、いきいきと過ごせる社会創りに繋げようと、日本財団パラリンピックサポートセンターが開催しています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、実施に関するガイドラインを新たに設け、消毒やマスクの着用、体験する児童生徒の接触が少ないプログラムにするなど、感染拡大防止対策を徹底する中実施されました。おととい(17日・火曜日)は、小友小学校で開かれ、車いすバスケットボールで4期連続パラリンピックに出場した神保康広さんが講師を務めました。デモンストレーションで神保さんが、普段の生活で使う車いすと競技用の車いすの違いについて説明を交えながら、車いすとボールを自在に操る姿に、児童たちからは驚きの声があがっていました。そのあと児童たちは、競技用車いすでのシュート体験をしました。座ったままでのシュートのため、ゴールの高さが普段よりも高くなり、特に低学年の児童たちは、ボールが届くのにも一苦労の様子でしたが、シュートが決まると大きな拍手が送られていました。続いて、チーム対抗車いすリレーが行われ、児童たちは、車いすバスケの楽しさに触れていました。最後に、神保さんが、何にでもチャレンジすることの大切さなどについて児童たちに伝えていました。今週月曜日(16日)には、青笹小学校でもあすチャレ!Schoolが開催されました。青笹小学校では、5年生の児童たちが、シュート体験や車いすリレーを通して、楽しみながら、パラスポーツに対する理解を深めていた様子だったということです。代表の児童は、神保さんから話を聞き「あきらめずにチャレンジすることを頑張っていきたいです」と感想を発表していました。共生社会ホストタウンに登録を受けている遠野市では、今後も、共生社会について理解を深めるイベントを継続して行っていきたいとしています。

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