2020年11月18日放送

秋の叙勲「瑞宝単光章」受章報告

秋の叙勲「瑞宝単光章」を受章した女性がきのう(17日・火曜日)、本田市長にその報告をしました。瑞宝単光章を受章し、今月の6日(金曜日)に岩手県知事から伝達を受けたのは、小友町の高橋幸子さんです。高橋さんは、43年前の昭和52年4月に旧駒木季節保育所に保母として勤務し、その後も遠野市内の保育園で主任保育士や園長として長年、保育の現場に携わり、3年前の平成29年の3月に遠野保育園の園長を最後に勇退しました。そして、現在も、再雇用で鱒沢保育園の園長として、遠野の子どもたちの心身ともに健全な育成や、保育技術の向上・指導に取り組んでいます。本田市長は、これまでの功績を称えながら現在も保育現場に尽力する高橋さんに、「これからも遠野の子どもたちの可能性のある夢や希望にしっかり応えられる指導をお願いします」と今後の活動にも期待を寄せていました。また、市長報告の後、高橋さんは、これまで印象に残っていることについて、青笹保育園の園長だった時東日本大震災が発生。この時、隣接する青笹地区センターに避難した子どもたちやその家族を積極的に迎え入れ、大変な中でも自分たちが出来る支援を行ったことを話していました。なお、遠野市保育協会からの瑞宝単光章の受章は、高橋さんで10人目ということです。

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