2020年11月16日放送

遠野市議会臨時会

11月遠野市議会臨時会がきょう開かれ、今年度の遠野市一般会計補正予算などの議案について審議されました。きょうの臨時会では、初めに会期をきょう1日とすることが決定したあと、5つの議案について審議され、原案通り可決されました。このうち、令和2年度遠野市一般会計補正予算について、歳入歳出にそれぞれ9539万円を追加し、総額215億7544万1000円となっています。これは、新型コロナウイルス感染症対策事業に伴う補正を行うもので、経済対策事業に9458万円、予防対策事業に81万円となっています。このうち、経済対策事業の主な内訳として、withコロナ・afterコロナに対応するための生産設備投資への補助として2000万円。中小企業などの資金繰りの元金返済に対する緊急支援として1600万円などとなっています。また、予防対策事業のうち、妊婦のインフルエンザ予防接種費用を補助する事業に45万8000円。来年1月開催予定の遠野市成人式の模様をオンライン配信する取り組みとして35万2000円となっています。このほか、任期満了に伴う教育委員会の委員の任命について原案のとおり同意され、新しく藤山重理子さんが任命されました。なお、任期は、今月26日から4年間となっています。また、任期満了に伴う固定資産評価審査委員会の委員の選任についても原案のとおり同意され、佐々木秀成さん、多田恵美子さん、小島常明さんの3人が再任となりましたこの委員会は、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために設置され、委員の任期は3年間となっています。このほか、9月市議会定例会で議長の不信任動議が可決されたことについて議員から問われた浅沼幸雄議長は、「12月市議会定例会中に進退について示したい」と述べていました。

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