2020年11月11日放送

合同消防訓練

秋季全国火災予防運動に合わせて「遠野ショッピングセンターとぴあ」と市役所合同の消防訓練が、きょう実施されました。「遠野ショッピングセンターとぴあ」と市役所では、従業員・職員の防火意識を高め、火災が発生した際に、適切な避難誘導や初期消火をできるよう毎年、合同で訓練をしています。きょうの訓練は、本庁舎のエレベーター横の階段と1階のまちなか図書ルームの2カ所で放火されたという想定で実施されました。火災警報器が鳴ると市職員は、消火器を持って火元にかけつけ、初期消火にあたったり、隣接する「とぴあ」に火災発生の連絡を入れたりと迅速に対応していました。また、外では本庁舎2階に逃げ遅れた人がいるという想定で、消防職員が救助訓練にあたっていました。ことしは、感染症対策として避難場所を分散させたため、訓練後に各エリアの担当者が集まり、訓練の様子や今後の課題などについて意見を出していました。遠野消防署の千田一志署長は、「それぞれが、しっかり動けていた」ときょうの訓練を評価し、「有事の際はお互いの連携が必要になるので、しっかり対応できるよう日頃から調整していただきたい」と呼びかけていました。このほか、消防職員からは、避難場所が駐車場だと消防車などの緊急車両が入って来ることもあるので、避難誘導のときには注意をしてほしいというアドバイスがありました。また、遠野消防署では、これからの時期、暖房器具の使用などによる火災に気を付けてほしいと市民に注意を呼びかけています。

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