2020年11月3日放送

「こども本の森 遠野」に役立てて 奥州市の男性 遠野市に寄付金贈る

来年オープンとなる「こども本の森遠野」に役立ててほしいと先週金曜日(10月30日)、奥州市の男性が遠野市に寄付金を贈りました。この日、とぴあ庁舎を訪れたのは、奥州市に住む後藤新平記念館の前館長、橋力さんです。遠野市では、世界的建築家の安藤忠雄さんの提案を受け、こども本の森構想推進事業の一環として、来年5月の完成、7月のオープンに向けて現在、中央通りの旧三田屋を解体して建てられる施設、「こども本の森遠野」の整備を進めています。そうした中、橋さんは、後藤新平記念館の館長時代に、自らも人材育成や文化活動に取り組んできた経験があることから、将来を担う子どもたちを育むため、市が整備を進めているこども本の森遠野の手助けになればと、寄付金10万円を贈りました。受け取った本田市長は、「橋さんの思いをしっかりと受け止めながら、次の世代を担う子どもたちのために事業を展開していきたい」と感謝していました。なお、市では、贈られた寄付金を「こども本の森遠野」の備品整備や運営経費に活用するということです。

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