2020年10月30日放送

読書ボランティア等研修会

読書ボランティアの資質の向上と読書活動の活性化を図る読書ボランティア等研修会が、きのう(29日・木曜日)みやもりホールで開かれました。この研修会は、遠野市、北上市、花巻市、西和賀町の4つの会場を持ち回りに、岩手県の中部教育事務所が毎年度、開催しています。きのう(29日)は、遠野市内外の読書ボランティアや図書ボランティアなどおよそ70人が参加しました。今年度の研修会は、紫波町に住むエッセイスト・絵本作家の澤口たまみさんを講師に、「自然を見ることと書くこと、読むこと」〜科学絵本をとおして〜と題した講演が行われました。澤口さんは、絵本作家目線からの絵本の読み方や伝え方、普段の絵本製作などを参加した人たちに説明していました。また、自身が多く執筆する科学絵本について、子どもたちが現実の世界で絵本で知ったことを自分の目で確かめ経験することが出来る楽しさがあると伝えていました。講演では、そのほかにも、澤口さんによる絵本の読み聞かせや澤口さんへの質問の時間も設けられ、参加した人たちは研修会を通し今後の活動に役立てていた様子でした。

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