2020年10月28日放送

遠野市乗用馬市場

47回目となる遠野市乗用馬市場が、きのう(27日・火曜日)遠野馬の里を会場に開催されました。この市場は、本州で唯一開催される乗用場の競りです。ことしは、新型コロナウイルスの影響により、関係者のみの入場となり、検温や手指消毒、マスクの着用など、感染予防対策が徹底される中、開催されました。また、初めての取り組みとして、会場である覆馬場にwi-Fi環境が整備され、馬の里のホームページで生配信されました。ことしは、遠野市内の生産馬23頭が上場され、覆馬場には、購買人たちが競り合う威勢のいい声が響いていました。そして、購買者には、緑峰高校の馬事研究会の生徒たちが、花束と記念品を手渡していました。競りの結果、上場された23頭のうち、17頭が競り落とされました。最高価格は、去年の乗用一歳馬管理共励会で一等賞に輝いた、2歳馬のラバノレオンで、200万円でした。なお、今回の総取引金額は1839万円で、去年の1653万円を上回る結果だったということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.