2020年10月14日放送

遠野市赤十字奉仕団 役員研修会 簡易医療用ガウンを製作

遠野市地域婦人団体協議会が表裏一体で取り組んでいる遠野市赤十字奉仕団の役員研修会がおととい(12日・月曜日)市民センターで開かれ、集まった役員たちが簡易医療用ガウンの製作をしました。遠野市赤十字奉仕団では、新型コロナウイルス感染症の影響により、定期総会や沿岸被災地での被災者支援など、今年度予定していた活動が相次いで中止となりました。中止となってしまった活動に代わる取り組みとして新型コロナウイルス感染症の予防対策の手助けをしようと、簡易医療用ガウンの製作が実施されました。この日は、遠野市赤十字奉仕団の役員研修会に合わせて集まった役員8人が講師として招かれた日本赤十字社岩手県支部の種田伸吾さんから感染予防に役立つ簡易医療用ガウンの作り方を学びました。製作するガウンは、ビニール袋2枚と養生テープ、はさみを使って誰もが簡単に作ることが出来ます。役員たちは、種田さんから作り方の説明を受けた後、二人一組になってビニール袋にはさみで切り込みを入れたり養生テープで貼り合わせたりして作業に取り掛かっていました。そして、作業すること2時間ほどで、簡易医療用ガウン50着が完成しました。遠野市赤十字奉仕団の海老糸子委員長は、「今後は各支部にもガウンの製作を広めていきたい」と話していました。なお、製作した簡易医療用ガウン50着は、遠野市保育協会に贈られるということです

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