2020年10月9日放送

どんぐり・花を育てようin遠野

きのう、10月8日は、10と8を漢字で書き、組み合わせると「木」となることから、木の日とされています。きのうは、感染症予防対策がとられる中、木の日にふさわしいイベントが青笹小学校で開催されました。市内では、全ての小学校で森林愛護少年団が結成されています。このうち、青笹小学校の青笹森林愛護少年団は、平成12年5月に結成され、今年度20周年を迎えました。青笹森林愛護少年団は、遠野市緑化祭や木工教室への参加、資源回収などの活動をしています。きのうは、はじめに、岩手県緑の少年団連盟から青笹森林愛護少年団に表彰状が贈られたあと、児童を代表して下澤琉葵さんと菊池蘭さんが、青笹森林愛護少年団の活動について紹介しました。続いて、森林インストラクターの川村冬子さんが「私たちのくらしと森の木森は環境をどう守っているか」について講演し、地球温暖化防止のために木が果たしてくれている役割などについて、児童たちに分かりやすく説明していました。講演のあと、4年生の児童23人が班ごとに分かれ、どんぐりの種子とチューリップの球根をプランターに植えたり、木製のプランターカバーを作ったりしました。この取り組みは、今年度、新型コロナウイルス感染症の影響により第52回岩手県緑の少年団大会が中止となったことから、来年度の大会につながる取り組みとして行われました。児童たちが植えたどんぐりの種子と、チューリップの球根は、来年まで児童たちが育て、どんぐりの種子が成長してコナラ・ミズナラの苗木になったあと、来年度開催予定の「岩手県緑の少年団大会」で植えるということです。児童たちは、どんぐりの種子と、チューリップの球根をふかふかの土に植え、優しく上に土をかぶせながら、成長を心待ちにしている様子でした。

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