2020年10月2日放送

伝承園で茅葺き屋根の改修工事

土淵町にある伝承園では、先月下旬から茅葺き屋根の改修工事が始まっています。この改修工事は、伝承園入り口にある乗込み長屋で、茅の痛みや雨漏りなど影響が見られることから、茅葺き屋根を修繕しようと遠野市が実施しています。遠野市によりますと、ススキやヨシなどを材料にしている茅葺き屋根は、景観や機能を維持するためにもおよそ20年に一度、茅の葺き替え作業が必要ということです。取材したこの日は、地元、遠野のかやぶき職人によって、古い茅を剥がす茅剥ぎ取り作業が進められていました。なお、今後は、茅の下に敷くヨシズの貼り付けや軒周りの作業などを進め、12月中旬に新たな茅葺き屋根が完成するということです。

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