2020年9月29日放送

遠野長寿の郷敬老会

松崎町にある遠野長寿の郷の敬老会が先週土曜日(26日)開かれ、かわいらしいスペシャルゲストがおじいちゃん、おばあちゃんの長寿をお祝いしようとかけつけました。今年度の長寿の郷敬老会は、来賓を招かず、親族は県内の人のみ、施設に入る際の検温や体調チェックなど、新型コロナウイルスの感染予防対策が徹底される中、開かれました。長寿のお祝いでは、来年1月に100歳の誕生日を迎える畑山ミヨさんに、国、県、長寿の郷と家族会からお祝い状や記念品が贈られました。また、88歳・米寿6人には、施設と家族会から記念品が贈られました。続いて、梅田官さんが謝辞を述べました。《ONみせる》そのあと、遠野保育園の5歳児13人が長寿のお祝いにやってくると、拍手で迎え入れていました。遠野保育園の5歳児は、南部ばやしに取り組んでいますが、ことしは、遠野まつりも中止になってしまいました。そこで、一生懸命練習してきた踊りを、おじいちゃん、おばあちゃんに見てもらい、もっと元気になってもらいたいと、この日、敬老会に駆けつけた園児たち。華やかな衣装に身を包み、髪型もお化粧もばっちり決まった園児たちのかわいらしさに、見ていた人たちは目を細めていました。感染症予防の観点からおじいちゃんやおばあちゃんとお話はできなかった園児たちですが、そのかわりに、南部ばやしとともに園児たちが心を込めて作った折り紙で装飾したプレゼントを贈っていました。利用者の中には、南部ばやしの心地よい音を聞きながら、手拍子をしたり、歌を歌ったりする人もいて、園児たちから楽しいひとときとともに元気をもらっていた様子でした。

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