2020年9月29日放送

佐々木喜善祭

遠野物語の話者佐々木喜善の命日のきょう(29日・火曜日)、佐々木喜善の墓参りと献花が行われました。今から134年前の明治19年10月5日に現在の土淵町山口に生まれた佐々木喜善は、柳田國男に遠野の話を伝えた遠野物語の話者として知られています。佐々木喜善の命日であるきょうは、親族や土淵町地域づくり連絡協議会のメンバーなどが墓参りに訪れ、佐々木喜善の功績を称えるとともに、冥福を祈っていました。また、毎年、佐々木喜善の命日の9月29日から生誕日である10月5日までの1週間を佐々木喜善祭と位置づけ、伝承園で昔話の披露や偲ぶ会が開かれていますが、ことしは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、献花のみ行われました。伝承園を訪れた土淵保育園の園児たちは、菊池美保支配人から佐々木喜善について教えてもらったあと、みんなで花を供えました。また、訪れたお客や地域の人も静かに手を合わせ遠野の偉人に思いを馳せていました。

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