2020年9月24日放送

重文千葉家の活用を考える会藍の生葉染め体験

重文千葉家の活用を考える会のメンバーが、先週土曜日(19日)藍の生葉染め体験をしました。重文千葉家の活用を考える会では、地域活性化のために綾織町の千葉家住宅とその周辺環境の活用方法について考え、実践することを目的に活動しています。ことし1月に開催した「ヤマキ食堂」をきっかけに自分たちで「のれん」を染めてみたいと考え、初めて藍の栽培に取り組んだということです。そこで、まずは、収穫した藍の葉をそのまま使う「生葉染め」に挑戦してみようと、この日は、重文千葉家の活用を考える会の会員5人が集まり、生葉染めを体験しました。初めに、畑で藍を刈り取り、茎と葉を分けたあと、葉を細かく切ったりすり潰したりして染液を作ります。そして、出来上がった染液に、それぞれ持ってきたハンカチや半襟などを30分ほど浸すと、淡い水色に染め上がりました。この日の体験は、すべて手作業で行われ、参加した人たちは、苦労の末、出来上がった作品を見て、喜んでいました。なお、重文千葉家の活用を考える会では、収穫した藍を使った藍染め体験会の開催を検討していきたいとしています。

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