2020年9月21日放送

アイオン台風被害写真展〜72年前の水害の記録〜

遠野でも甚大な被害を受けたアイオン台風の被害を伝える写真展が、現在、市役所本庁舎1階で開催されています。およそ70年前の昭和23年9月に発生したアイオン台風により、500人を超える人が亡くなるなど、全国で大きな被害が出ました。遠野でも、現在の上組町、材木町、綾織町、附馬牛町などで大きな被害がでました。会場となっている本庁舎1階では、このアイオン台風の被害の様子を撮影した写真や地図およそ60点が展示されています。市民や市立博物館から提供を受けたというこれらの写真からは、壊滅的な被害を受けた森林鉄道などの様子がありありと伝わってきます。当時を知る人たちも会場に訪れ、写真を前に立ち止まり、当時に思いを馳せていました。この写真展は、来週30日まで開催されています。過去の災害から学び、改めて、防災について考える機会としてみてはいかがでしょうか。

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