2020年9月17日放送

遠野市ふるさと納税 返礼品事業者勉強会

遠野市ふるさと納税の返礼品を提供している事業者などを対象とした勉強会が、先週木曜日(10日)に開催されました。その様子が届きましたのでお伝えします。勉強会は、遠野の更なる魅力を掘り起こし、ふるさと納税による寄付の増加を図ろうと開かれ、返礼品提供事業者など20人が参加しました。初めに、昨年度および今年度8月末時点の寄付金実績などについての説明がありました。遠野市のふるさと納税の寄付額は、コロナ禍でステイホームが増え、これまでふるさと納税をしたことがない人が興味を持ったことで寄付が増えたことや、事業者が例年以上に意欲を持って取り組んだことから、去年の同じ時期と比べ、平均するとおよそ2倍に増加しているということです。続いて行われた講演では、いわてチョイスプロジェクトリーダーの登内芳也さんを招き、寄付が増加する傾向にある年末に向けて、増加させるにはどうしたら良いかを学んでいました。講演では、ふるさと納税で売り上げを伸ばすポイントとして、ただ商品を送るだけではなく、アフターフォローをすることで、相手に気持ちが伝わりリピーターを増やすことに繋がる。例えば「はちみつ」のカテゴリーを、食品だけでなく美容のカテゴリーにも入れることで、間口が広がり、返礼品に興味をもってもらうきっかけを広げることに繋がるなどの話があったということです。参加者たちは、関心を持って聞きながら、新たな気付きを得ていた様子だったということです。なお、この勉強会は、来月にも開催予定で、更なる寄付の増加を目指していくということです。

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