2020年9月15日放送

遠野郷八幡宮 例祭

遠野郷八幡宮の例祭がきょう(15日・火曜日)執り行われました。ことしの例祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、最小限の参列者で神事が執り行われ、神輿渡御や流鏑馬、馬場めぐりは中止となりました。換気やマスクの着用など、感染予防対策が取られる中、執り行われた神事では、本殿の御扉が開かれたあと、祝詞を奏上し、玉串を捧げ、家内安全や五穀豊穣、また、疫病退散を祈願しました。拝殿前では、遠野太神楽と駒木鹿子踊りが奉納し、太鼓と笛の音色が遠野の秋空に響きわたり、祭りらしい雰囲気となっていました。また、ことしは、御神輿が奉納されてから300年の節目の年ということで、神輿殿が開かれていました。最後に、御神輿のかわりに唐櫃に御霊をうつして拝殿の前を参列者たちが3周するという、縮小した馬場めぐりが行われました。参列者たちは、これ以上コロナが広がらないように、そして、来年には例年通り無事に開催できるよう祈りを込めながら巡り歩いていました。

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