2020年9月10日放送

緑峰生食品ロスについて学ぶ

緑峰高校で食品ロスについて学ぶ授業が、きのう(9日・水曜日)ときょう(10日・木曜日)の2日間行われました。この授業は、よりよい世界を目指す国際目標である「SDGs」の視点を取り入れながら、生徒に食品ロスについて知ってもらい、自分たちにできることを考えてもらおうと実施されました。授業は、家庭科や食と農業などについて学んでいる生産技術科・生活文化コースの3年生が対象でした。講師は、遠野みらい創りカレッジと共に市内外でSDGsの啓発活動に取り組んでいる佐々木徳三郎さんが務め、初めに国内の食品ロスの現状について説明を受けました。続いて、恵方巻きやクリスマスのケーキといった食品ロスを無くすためにはどうすればいいかをグループごとに話し合い、発表しました。このほか、未利用の食品を集めて必要な人や施設へ提供するフードバンクについて理解を深めたほか、それぞれが関心を持っている社会問題の解決に、食品ロス削減の取り組みがどのように関わっていくかなどを話し合いました。なお、きょうの授業では、消費者庁が実施している「賞味期限」の愛称・通称コンテストに応募する名称を考え、実際に応募したということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.