2020年9月8日放送

緑峰高校 遠野の魅力について学ぶ授業

地域の魅力や可能性を探る授業が、先月(26日)緑峰高校で行われました。緑峰高校では、総合的な探求の時間という授業の中で、地域について理解を深める地域との協働による拓心プロジェクトが実施されています。この日は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、体育館の出入り口を開放した中、1・2年生の生徒を対象に都市部から遠野に移住したIターン者や遠野から都市部に移住し遠野に戻ったUターン者など5人が講師として、遠野の魅力と可能性を生徒たちに伝えました。神奈川県出身で東京都内に勤務していた伊勢崎まゆみさんは、知人に会いに遠野を訪れた際、遠野の大自然や温かみのある人たちに魅力を感じ、遠野に移住したこと。現在も子育てをしながら農業を続け、新たに目標を持ちながら遠野の暮らしを楽しんでいることを伝えていました。その他の講師からは、遠野で生まれ育ち一度は地元を離れたものの、家族・友人との繋がりや地元遠野を盛り上げたいという強い思いで、遠野に戻り家業を継ぐことを決めたことなどが話されていました。生徒たちは、講師のさまざまな視点からの話しを聞き、遠野の魅力や可能性を改めて認識し自分の今後の考えについて役立てている様子でした。

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