2020年9月7日放送

遠野市・遠野ふるさと商社合同記者発表

遠野市と遠野ふるさと商社による合同記者発表が、先週金曜日本庁舎で開かれ、今後の取り組み方針などについて説明がありました。遠野ふるさと公社は経営改革のためことし7月1日から遠野ふるさと公社と遠野ふるさと商社に分社化しました。遠野ふるさと商社は、遠野市の観光・物産を軸に経済活性化に取り組むため、道の駅遠野風の丘と伝承園を管理・運営しています。先週金曜日に、遠野市と遠野ふるさと商社の合同記者発表が開かれ、遠野ふるさと商社の杉村亮代表取締役社長が、今後の取り組み方針などについて説明しました。このうち、現在改修工事が進められている遠野風の丘については、「民話」や「里山暮らし」をモチーフにした内装のほか、遠野産ホップを使用した生ビール・バケツジンギスカンといった遠野ならではの飲食サービスを提供することで、立ち寄り率やリピート率の増加を図るということです。伝承園については、遠野ふるさと村と一体的な取り組みを進めるとともに、ほかの観光施設に誘導できるような仕組み作りも検討しているということです。また、杉村社長は、施設や商品自体は収益を上げる十分な可能性を持っているとした上で、それを引き出すための経営基盤の強化が必要と話していました。本田市長は、「遠野ふるさと商社の果たす役割を確認し合いながら、産業振興や経済の活性化に持ち込んでいきたい」と話していました。

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