2020年8月26日放送

緑峰高校ホップ和紙作り 始まる

緑峰高校で取り組まれているホップ和紙作りが今年度も始まっています。松崎町のホップ畑では、おととい(24日・月曜日)生徒たちがホップの蔓の回収作業を行いました。緑峰高校生産技術科草花研究班では、7年前の平成25年度から廃棄されるホップの蔓を利用したホップ和紙作りに取り組んでいます。このホップ和紙作りの取り組みは、平成26年度に日本学校農業クラブ全国大会プロジェクト発表会で最優秀賞を受賞したのをはじめ、これまで数々の輝かしい成績を収めるなど今では緑峰高校を代表するプロジェクト活動の一つとなっています。そうした中、今年度もホップ和紙作りの取り組みが始まりました。おととい(24日・月曜日)、松崎町にあるホップの収穫を終えたばかりの畑では、生産技術科の1年生13人が集まり、畑に残されたホップの蔓の回収作業が行われました。この日、生徒たちは、ホップ和紙作りの活動をサポートしている遠野ホップ和紙を育てる会のメンバーと協力しながら、ホップの蔓をハサミで切り離した後、蔓を丸めてトラックに積む作業に汗を流していました。また、生産技術科の1年生が回収したホップの蔓は、この日のうちに2年生と3年生が蔓の節を取り除き皮を剥くなどの作業をしたということです。なお、今後は、皮を剥いた蔓をさらに細かくする作業をした後、早くても来月9月中旬には、ホップ和紙作りの原料として活用されるということです。

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