2020年8月13日放送

怪し明るし行灯づくり

現在、市立博物館で開催されている「遠野物語と怪異」を記念して、先週土曜日(8日)、子どもたちが「行灯作り」に挑戦しました。皆さんは「行灯」とは、何に使うものか知っていますか?行灯とは、ろうそくなどを入れて点火させ、明かりをともす照明器具です。市立博物館に所蔵されているという100年以上も前の行灯にろうそくの明るさほどの電球を入れ、灯してみると・・・。昔は、このくらいの明るさで、部屋の中を照らしていたのだそうです。初めて行灯をみた子どもたちからは、驚きの声があがっていました。この日は、換気やマスクの着用、消毒などの感染症予防対策がとられる中、市内をはじめ、釜石や花巻から17人の子どもたちが参加し、ろうそくを中に入れて明かりをともす、昔ながらの行灯づくりが行われました。子どもたちは、牛乳パックを好きな模様に切り取った上から色のついたフィルムや折り紙を貼り、明かりに照らして、ろうそくを入れるとどんな風に見えるのかを試してみながら作っていました。お父さんやお母さん、職員の力を借りながらの個性あふれる行灯づくりは、子どもたちにとって、夏休みの思い出の1ページとなった様子でした。

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