2020年8月10日放送

遠野市少年少女発明クラブ 開設式・開講式

遠野市少年少女発明クラブが今月1日(土曜日)に開設されました。その様子が届きましたのでお伝えします。少年少女発明クラブは、地域の次代を担う児童・生徒に科学技術に関する興味・関心を追求する場を提供し、創作活動を通して発明工夫の楽しさと、創作する喜びを知ってほしいと、全国で開設が進められています。県内では、これまで、7つの少年少女発明クラブが開設されていますが、遠野の子どもたちにもものをつくるきっかけや、発明につながるおもしろい発想を引き出すような活動をしてほしいと、遠野でも開設されることになったということです。本来であれば、ことし4月に開設予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、8月の開設となりました。遠野市少年少女発明クラブの1期生として今年度活動するのは、市内の小学4年生から6年生の4人です。指導員は、市内事業所や大学生など、市内外でさまざまな分野のものづくりに携わっている11人が務めます。月に2回、道具の使い方を学んだり、宇宙船「遠野号」の模型を製作したり、活動をしていくということです。今月1日に行われた開設式では、遠野市少年少女発明クラブの佐々木弘志会長が「木工作りのおもしろさと、将来的には発明という人の役に立つようなものがこの会から出てくれれば」と、子どもたちの今後の活動に期待を寄せていました。また、本田市長は「夢と希望に向かって果敢に挑戦するという気概を忘れずに、一期生としての誇りをもって頑張っていただきたい」と、エールを送っていました。あいさつのあと、クラブ会員の証としてバッジが贈呈され、遠野市少年少女発明クラブの歴史が幕をあけました。なお、遠野市少年少女発明クラブでは、随時会員を募集しているということです。

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