2020年8月7日放送

市長現地視察

市長による現地視察が、きょう(7日・金曜日)行われました。この現地視察は、市内の農家や事業所市の事業を実施している場所を視察し、現状を確認することで、今後の施策に役立てようと行われました。きょう(7日)は、市内の農家や事業所など10カ所を視察しました。このうち、土淵町と松崎町の農家では新型コロナウイルスと長雨による日照不足から水稲やピーマンなどの生育に影響が出ていないか、状況を確認していました。また、遠野健康福祉の里では、ことしの3月に整備が完了した市内では6つ目となる木質バイオマス設備を視察しました。木質バイオマスは、燃料を燃やす際に発生する二酸化炭素を樹木が生長する過程で吸収する効率の良さから環境面で優れていることが注目されています。現在、市では、遠野市新エネルギービジョンとして遠野型新エネルギー導入施策による好循環型社会の構築の一つである木質バイオマスエネルギーの推進を進めています。そうした中、設備の稼働状況や活用状況について担当職員から説明を受けていました。午後には、青笹町の遠野バイオエナジーも訪れ、木質バイオマスの原料となるチップの製造工程や担当者から現状の課題などを確認していました。なお、今年度、市長による現地視察はきょう(7日)までで市内およそ30カ所となり今後の施策に役立てていくということです。

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