2020年8月6日放送

児童が水生生物調査

夏休み中の市内の児童がきのう(5日・水曜日)水生生物調査を行いました。岩手県では、子どもたちの環境保全意識を高める目的として、身近な川の水生生物を観察し川の水質を調べる水生生物調査を学校の授業やエコクラブなどの活動で取り組んでいます。きのう(5日・水曜日)は、附馬牛児童館を利用する1年生から6年生の児童22人が児童館近くを流れる川で水生生物調査をしました。初めに、児童たちは、指標生物となる水生生物の生息状況から「きれいな水」「ややきれいな水」「きたない水」「とてもきたない水」の4段階で水質判定をすることを学んでいました。このあと、児童館の近くを流れる川に移動した児童たちは、川の中に入り石の裏をひっくり返したり持って行った網で川底をすくったりして水生生物を次々に捕まえていました。その中で、昆虫以外にカジカや岩魚の稚魚などが網に入り、児童たちは驚きながら調査を進めていました。調査の結果、カワゲラやヘビトンボなどが多く捕まえられたということで、4段階の中の「きれいな水」という水質判定だったということです。

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