2020年7月28日放送

地域みらい留学フェスタ

中学生に向けた全国の高校の説明会の場「地域みらい留学フェスタ」が、先週土曜日(25日)から2日間、インターネット上で開催されました。地域みらい留学は「今までとは異なる環境で学びたい」「新しいことにチャレンジしたい」など、学区外の高校に進学したいと考えている全国の中学生に向けた学校説明の場です。この取り組みは、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームや内閣府が主催していて、全国から参加する高校の先生や生徒、卒業生、地域の人などから直接話を聞ける機会となっています。去年までは、東京・名古屋・大阪・福岡で開催されていましたが、ことしは、新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの開催となり、全国から2000人を超える中学生が参加しました。県内からは、遠野高校、緑峰高校、住田高校、大槌高校、葛巻高校が参加し、それぞれの学校の特色ある活動について説明しました。このうち、遠野高校では、遠野市の協力を受け、「地域の中で学ぶ特徴的なカリキュラム」をテーマにした説明会に参加しました。遠野高校の鈴木徹副校長と伊藤治子教務主任は、パソコンの前で見ている全国の中学生に向けて、遠野高校が取り組む「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」について、手作りの資料を見せながら分かりやすく紹介していました。説明を聞いた中学生からは遠野高校に対する質問もあり、興味をもってもらえた様子でした。なお、市内外の中学生に向けた遠野高校を会場にした学校説明会は、今週30日・木曜日に開催される予定です。

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