2020年7月27日放送

農地パトロール出発式

今年度の農地パトロールがあさって・29日(水曜日)から始まるのを前に、きょう(27日・月曜日)出発式が行われました。農地パトロールは、担い手不足や高齢化、農産物価格の低迷などにより、荒廃農地が増加の一途をたどっている中、市内農地の耕作放棄や無断転用の発生を防ぐことを目的に実施されています。昨年度の農地パトロールの実績については、再生利用が可能と分類された農地が7・23ヘクタール、再生利用が困難と分類された農地が39・35ヘクタールということです。きょうの出発式には、農地パトロールを実施する遠野市農業委員会や農地利用最適化推進委員など53人が出席しました。本田市長は、昨年度、7件、3・21ヘクタールの耕作放棄地が解消した実績に触れ「皆さんの、耕作放棄地をなくそうという意気込みが、この数字に表れたのではないか」と感謝しながら、委員たちに激励の言葉を贈っていました。続いて、遠野市農業委員会の千葉勝義会長がパトロール宣言をしました。今年度の農地パトロールは、あさって・7月29日から来月・8月7日までの日程で、およそ30ヘクタールをパトロールする予定です。

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