2020年7月24日放送

「学習活動に役立てて」附馬牛小学校に寄付

学習活動に役立ててほしいと、おととい(22日・水曜日)県内の団体から附馬牛小学校に寄付金が贈られました。おととい、附馬牛小学校を訪れたのは、公益社団法人釜石地区法人会の萩野幸弘副会長など5人です。釜石地区法人会は、税に関する事業を行っている一般社団法人岩手県法人会連合会の単位会の一つで、毎年度、釜石税務署管内の釜石・遠野・大槌の小学6年生を対象にした「税に関する絵はがきコンクール」を開催しています。また、附馬牛小学校は、6年生が授業で税について学んでいるほか、釜石地区法人会が実施している「税に関する絵はがきコンクール」に平成27年度から続けて応募し上位入賞を果たすなど、税に関する学びを深めています。そこで、毎年度、絵はがきコンクールに参加している附馬牛小学校の児童たちの学習活動に役立ててほしいと、岩手県法人会連合会から9万円が贈られました。このお金は、神奈川県横浜市の公益社団法人緑法人会が主催するチャリティーゴルフおよび、プロバスケットボールの試合での募金を活用し、岩手県法人会連合会を経由して、東日本大震災で被災した県内の小学校に毎年度贈られていて、学校で使用する備品購入費用に活用されています。今年度は、釜石地区法人会が該当になったことから、絵はがきコンクールに毎年度参加していることを基準に、釜石・遠野・大槌からそれぞれ1校ずつ選定されたということです。この日は、初めに、萩野副会長から遠野市教育委員会の菊池広親教育長に「横浜の皆さんの気持ちがこもった義援金を、児童会活動などにご活用いただければ」と目録が贈られました。そのあと、菊池教育長から附馬牛小学校の児童会長菊池咲愛さんに「皆さんの活動にお役立てください」と目録が手渡されました。受け取った菊池さんは「今後の学習活動に活用させていただきます」とお礼のことばを述べていました。附馬牛小学校では、贈られたお金を活用して、プールで使用するビート板を設置する棚や最新の図鑑セットを購入する予定で、児童の学習活動に役立てたいとしています。

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