2020年7月23日放送

遠野市観光推進協議会臨時総会

遠野市観光推進協議会の臨時総会が、今週火曜日(21日)とぴあ庁舎で開かれました。遠野市観光推進協議会は、新たな観光推進体制の構築と地域活性化を目的に、3年前の平成29年の12月に立ち上がり市内外のイベントと連携を図りながら遠野の観光を盛り上げてきました。そうした中、観光需要の多様化や新型コロナウイルス感染拡大によって導入された、新しい生活様式への対応した観光施策を進めようと、臨時総会が開かれました。総会では、構成団体と構成員の見直しの他、新型コロナウイルス感染症対策に伴う追加支援策などについて協議され、全て原案通り承認されました。このうち、構成団体と構成員の見直しについては、より機動性と広域性を持った協議会運営を図ろうと、新たに遠野市産直連絡協議会と遠野市郷土芸能協議会が加わり、これまで15団体だった構成が17団体になること。また、事業計画や予算の決定などこれまで3段階の協議が必要だったものを、より具体でスピード感のある協議会運営に繋げるため、2段階で決定できる組織にするとしています。また、この日は、役員の改選も行われ新たな会長としてこれまで副会長を務めた三浦芳昌さんが選ばれています。この他、新型コロナウイルス出口対策イメージとして、これまで通過型だった市内の観光を宿泊施設からの市内回遊という滞在型観光の確立に向け、市内観光施設の支援を進めることが説明されました。なお、観光推進協議会では構成団体の機能を生かした足腰の強い観光推進体制の構築を目指すということです。

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