2020年7月22日放送

市長と語ろう会 始まる

令和2年度の市長と語ろう会がきのう(21日・火曜日)から始まりました。その様子が届きましたのでお伝えします。今年度の市長と語ろう会は、「支えあい、新たな時代を拓く世代と語る」をサブタイトルに掲げ、来年度、令和3年度から令和7年度までの5か年の計画で策定が進められている第2次遠野市総合計画後期基本計画に、市内の高校生や市内で就業する若者世代の意見を反映させようと、来週29日・水曜日まで全4回、開催されます。その中、初回となったきのう(21日・火曜日)は緑峰高校で開かれ、生徒会や農業クラブ、商業クラブの2年生10人が参加し、市の産業振興やまちづくりについての意見交換が行われました。参加した高校生からは、「遠野に就職する職種が限られてくる。遠野で新しい職の立ち上げを希望する人が居たら、起業しやすい環境を整えることも大事ではないか」といった意見や、「新型コロナウイルスの影響でリモート会議が行われているが、市内のネットワーク環境が良くない」。「ネットワーク環境を良くして使われなくなった古民家を活用し、遠野独自のリモート会議用の施設を整備したら良いのではないか」といった提言が出されたということです。本田市長は「生徒みなさんが持つ夢と希望のために働く場の選択肢を広げる環境を整えなければならない。みなさんは、遠野のまちづくりに必要な人材であることから、我々の仲間になってもらいたい」と答えたということです。市では、市長と語ろう会で出された意見や提言を踏まえて「第2次遠野市総合計画後期基本計画」の策定に生かしていくということです。なお、今年度の市長と語ろう会は、きょう(22日・水曜日)本庁舎大会議室で開かれたほか、ご覧の日程で開催される予定です。

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