2020年7月20日放送

青笹町しし踊り保存会に助成金贈られる

郷土芸能の優れた活動が認められた、青笹町しし踊り保存会に先週金曜日(17日)助成金が贈られました。明治安田クオリティオブライフ文化財団では、地域の伝統文化に対する保存維持費用の助成事業を、平成3年から続け30年目を迎えます。今年度は、全国から138件の応募がある中、保存継承すべき優れた民俗文化財として42件が対象となり、県内では唯一、青笹町しし踊り保存会が選ばれました。この日は、明治安田生命盛岡支社の横山幸司支社長が市立図書館を訪れ、青笹町しし踊り保存会の菊池由紀夫会長に助成金50万円の目録を手渡しました。現在、青笹町しし踊り保存会では、遠野まつりや遠野市郷土芸能大共演会など、さまざまなイベントの場でしし踊りを披露しています。また、保存会として週に一度の練習の他、地元の小中学校などに出向き子どもたちにしし踊りを指導するなど、後継者の育成にも力を入れています。なお、この助成金は、しし踊りで使用する道具の購入や整備に使われるということです。

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