2020年7月20日放送

遠野高校の生徒選挙について学ぶ

遠野高校できょう(20日・月曜日)選挙や投票について理解を深める授業が開かれました。この授業は、4年前に選挙権が18歳に引き下げられたことから、高校生に主権者として政治へ参加することや、投票することの大切さを理解してもらおうと実施されました。きょうは、遠野高校の1年生が「参政剣伝説」という謎解きゲームを交えて、選挙について学びました。これは、総務省が制作した政治を変える力を持つ「参政剣」を探すという謎解きゲームで、岩手県で実施されるのは初めてということです。生徒たちは、ゲームを通じて、誰もが政治に参加する権利を持っていることを改めて確認したあと、ゲームに登場した国の代表者を選ぶ模擬投票を行いました。模擬投票では、6人の候補者が掲げる税金の使い道と公約を比べ、それぞれの長所と短所を確認したあと、実際に使われている投票箱を使って投票しました。そして最後に、選挙の流れや、若者の投票率が低いことなどについて、岩手県選挙管理委員会事務局の菊地優美さんから説明を受けました。また、情報が簡単に手に入る時代だからこそ、正しい情報を見極める必要があることについても説明がありました。1票が自分たちの未来を変えることを感じた生徒たちは、将来の政治参加に対する意識を高めた様子でした。

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