2020年7月14日放送

こども本の森構想 懇談会・ワーキンググループ合同会議

こども本の森構想の懇談会とワーキンググループの合同会議が先週金曜日(10日)本庁舎で開かれました。遠野市では、世界的建築家の安藤忠雄さんから「こども向けの本の施設」整備の提案を受け、実施に向けた準備に取り組んでいます。施設は、中央通りの旧三田屋を改築し整備され、来年、7月にオープンする予定で、大阪市・神戸市に次いで3例目となります。先週金曜日には、こども本の森構想の懇談会とワーキンググループの合同会議が開かれ、施設の名称や沿岸地域との連携などについて協議されました。このうち、施設の名称について、先週開館した大阪では「こども本の森中之島」としており、神戸でも「こども本の森神戸」を候補として検討していることから、名称を統一した「こども本の森遠野」に賛成する意見が多く出ました。また、沿岸地域とのつながりについては、「遠野の子どもが沿岸地域の子どもに施設を紹介し、子どもたちの交流を深める」「震災を風化させないために、被災地の子どもに自分史の本を作ってもらう」といった意見があがっていました。なお、今月31日(金曜日)には、7回目となるワーキンググループの会議が開かれ、寄付や本の募集などについて検討する予定となっています。

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