2020年7月9日放送

救命活動における感謝状贈呈

救命活動を行った3人にきのう消防長から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは、宮守町の多田哲寿さん、佐々木唯さん、多田歩さんの3人です。先月9日の昼ごろ、哲寿さんが郵便物を配達していた際、玄関前の庭で倒れている高齢の女性を発見しました。女性の意識はありましたが、心配になった哲寿さんは、家の中まで付き添い女性を休ませたあと、近くの建設事務所で働く佐々木さんに、「気にかけてほしい」と相談したということです。その後、佐々木さんが様子を見に行ったところ、女性が玄関で倒れていて熱中症の疑いがあることから、事務所に居合わせていた介護士の歩さんと一緒に水分補給や体を冷やすといった応急手当をして、119番通報をしたということです。三松丈宏消防長は、「みなさんの適切な対応のおかげで重症化を防ぐことができました。本人はもとより家族の安心感にもつながりました」と感謝していました。なお、市消防本部では、この時期は湿度が高く、屋外だけでなく室内でも熱中症になる可能性が高いことから、こまめな水分補給をするよう呼びかけています。

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